それが言いたいだけです
例の見開きが世に出回ったときにはファンが騒然となりサブタイトル通り困惑しました
それはただ衝撃の事実が発覚したからだけではないと思います
だって今見ても怖いもん
咲-Saki-を全く知らない人でも怖さを感じるでしょう多分おそらく
不気味、気持ち悪い、生理的に受け付けない、見たくない
そういうグロテスクな絵はどこかしら秩序が乱れています
人は整ったものを美しいと感じますからね~
「間違い」を描くとお手軽に不気味な絵になります
絶対的にせよ、相対的にせよ、
不安定になる pic.twitter.com/TFLR7cW5pA
— minamosakana (@minamosakana) 2013, 7月 1 例の見開きはどこにも矛盾している点はありませんが統一感がないのは確かです
最も不気味なコマは家族写真でしょう
真実というイメージが強い写真が一番嘘っぽいなんて…
・斜めで見切れている
・家族写真なのに親が奇数
・男性的な容姿を持つ人物がいない
・咲とミナモの間が空いている
・咲の服装が両側の4人と印象が違う
・照が左の人物より奥にいる
・照の右手が映っていない
・照の右手が映っていない
・誰も笑っていない
どれも矛盾ではありませんが不気味です
火災や病を表すコマももちろん怖いんですが
後ろを向いている照とか、毒々しいほどに美しい花束とか、左下の見たこともないほど深刻な表情をした咲とか
平和な右上のコマが悲惨なコマに見えてきます
コマ単体ももちろんですが
例の見開きは全体的に見ると更に統一感がなくなります
・わかりやすい箇所は左上の余白ですね
漫画なら普通はありえません、ましてやコマの形がバラバラなんて
・漫画ならありえないと言えばコマ外の咲さん以外みな右を向いていることですね、漫画は右から左に読むものです
清澄1年生トリオが会場に向かって右から左へ全力疾走している前ページときてコレは読みにくい
・家族写真をページの間に描いた意味がわかりません
・右上の空や湖といった開放的な背景、しかし背景が描かれているのはそれだけ、なぜか点滴のコマは黒塗り
・シルエットのコマが一つだけ
・視点も曖昧です、咲視点なのか第三者視点なのか
メッセージ性があるようでないんですよね
情報が多そうで少ないんですwww
病を表すコマは3コマ(点滴、ストレッチャー、車椅子)、火災は2コマ、ミナモも2コマあり、かなりダブっています
病を表すコマは3コマ(点滴、ストレッチャー、車椅子)、火災は2コマ、ミナモも2コマあり、かなりダブっています
飛び出す車椅子なんて超現実主義の絵みたいです
花束に至ってはストーリー性が皆無
主人公の過去が始めから終わりまで示されていそうなのに考えれば考えるほど何もわからないという読者を嘲笑う2ページです
……というように例の見開きは良い意味で気持ち悪いです
醜悪なものこそ美しいって誰かが言ってました
意図したものにせよ偶然の産物にせよ
小林立先生はスゴい、改めてそう思った
放火魔ネタとかが流行ったのも仕方ないですね、もちろん良くはないですが……見れば見るほど心が不安定になる










そしてネタを知った後でも恐らく「この時点であそこまでの展開を表現していたとは」なんていう感嘆に浸れそう。
そういう技法が素晴らしいのが咲の魅力であると、ここを見るたびに思います。